三段峡
■巡検スケジュール■ 11/17 広島大学(8:45)→水梨駐車場(10:50)→三段滝(12:30)→水梨駐車場(14:00) →長淵(14:30)→広島大学(18:00)
三段峡の地質と植生をたずねて
生物研究室が三段峡に調査に行くということで、地学研究室からもM2が岩石鑑定士として同行。
三段峡はほとんどが高田流紋岩に相当するので、なんとかなるはず。
つい2日前に初積雪となり冬の装いとなっているであろう三段峡に向かいます。
朝早くからの移動であくびが出てしまう一行。水梨口から三段滝を目指します。
さっそくT下先生による地衣類講習が行われる。
最近よく生研に同行するようになって、なんとなく見覚えがある地衣類が増えてきた。
黒いぽつぽつも地衣類らしい。うーん、やっぱりわからん。
茶色いビラビラはきくらげ。独特の歯ごたえがたまらないよね。
T下先生「これは何植物でしょう?」M2「……コ…ケ…?」
コケシノブという名前だがシダ植物だそうです。たしかに剝がしてみると根がはっきり確認できた。
見た目だけでなく体構造をしっかり観察しないといけないですね。
スギゴケ(これはれっきとしたコケ植物)の胞子体。
先端の胞子嚢のふた(帽)が取れて胞子をまき散らします。
節理にメジャーを貼って、ひびの広がりを測っている。
すぐ近くには定員1名の橋。節理に沿ったひび割れで、不安定な部分が多いのでしょう。
節理に沿って木の幹が入り込み、物理的風化を起こしている。
美しい流紋岩の柱状節理。
ふと河原に降りてみると、明らかに流紋岩ではない礫が。花崗斑岩だろう。周辺の岩壁は流紋岩なので、上流側から流されてきたのだろうか。
しばらく北上すると、花崗岩らしい節理が。
あまり岩壁がなくて見落としていたが、どこかで流紋岩と花崗斑岩の境界を通り過ぎた?
地研の血が騒いだので、なんとしても境界を見つけたい!と草木をかき分け露頭を目指す。
おそらくこの辺りに断層があり、真ん中右(北側)が花崗斑岩、左(南側)が流紋岩ということに。
そんなこんなで三段滝に到着。N20°Eの節理でできた3つの段差を流れているらしい。
その後、三段峡の正面口に移動。
観光客の方たちも結構いましたが、紅葉のピークは過ぎていました。
いよいよ冬が近づいてきましたね。