有珠山・昭和新山
昭和新山
昭和19年にそれまで畑だったところがいきなり盛り上がって火山になったと言われる昭和新山。
第二次世界大戦末期だったため軍事機密とされ,十分な調査ができなかったにもかかわらず,地元の郵便局長だった三松さんがミマツダイヤグラムと呼ばれる詳細な観察記録を残したことで有名。
有珠山ロープウェイ(往復1,600円)で洞爺湖展望台まであがると,洞爺湖とともに昭和新山を上からながめることができる。
下りのロープウェイから見た昭和新山。
国内第1号の世界ジオパークである洞爺湖有珠山ジオパークの情報館は無料なので,ぜひ行っておくべきでしょう。
有珠山
有珠火口展望台へ行くためには,ロープウェイをおりた後も結構歩く,結構登る。
火口原展望台からのながめ。
金比羅火口
金比羅火口周辺では,2000年の噴火による災害の様子をそのまま保存してあり,見学することが可能。
町営の温泉浴場として昭和63年に建てられた「やすらぎの家」は,2000年金比羅火口の噴火の際に,流路工からあふれ出した熱泥流が流れ込み,建物内部は1mの厚さで泥流に埋もれている。
現在の金比羅火口の様子。ただの丸い池にしか見えない。
金比羅火口から見下ろす洞爺湖。