七ツ釜(呼子)と雲仙普賢岳
七ツ釜の柱状節理(玄武岩)
広島から山陽道〜中国道〜九州道を乗り継いで約6時間かけて佐賀県は呼子町に到着。とりあえずお昼ご飯はイカでしょう。
イカでお腹が満たされたら、次はイカ丸に乗って七ツ釜に玄武岩の柱状節理を見学に。
最初は、友崎で眼鏡岩に寄ってくれます。
そして本命の七ツ釜へ。双眼鏡や望遠レンズが必須ですね。
岸壁に見える玄武岩の柱状節理っぷりは、ぱねぇっす。新生代のアルカリ玄武岩です。
帰り際にイカ丸2とすれ違う。
結局、海上からの観光では我慢できず、陸側からも七ツ釜の上に見学に。
波打ち際は、波浪で浸食されて新鮮な節理面が出ているが、陸上では節理面から風化・浸食が進んでいく様子を観察できる。
節理面に沿ってタマネギ状に風化が進むと、玄武岩のコアストーンが残り、こんなオブジェみたいなものができるらしい。
長崎県の天然記念物『櫃崎岩脈』
そのまま南下して,長崎県伊万里湾に浮かぶ福島に移動。お次の見学地は,長崎県の天然記念物『櫃崎岩脈』。第三紀の砂岩層中に黒色の玄武岩の岩脈が入っている。直線状の岩脈の先に直径15mの楕円形の塊が盛り上がって、いわゆる昔ながらの温度計の先みたいな形状になっている。
玄武岩の岩脈が貫入している砂岩層は緩く傾斜している。
雲仙地獄〜普賢岳〜雲仙岳災害記念館
夜は長崎で中華を楽しんだ次の日は、雲仙に移動。まずは中腹にある雲仙地獄を見学。温泉卵を食べたりします。
暢気に観光なんぞしていますが、地下ではものすごいマグマの活動があるってことですよね。
雲仙の周回道路を廻ってロープウェイ乗り場から妙見岳を望む。ここで昼食をと思ったが、売店があるだけで食堂のようなものはなかった。
次は雲仙岳災害記念館へ向かう。ここで海を見ながら昼食をとった後、雲仙の活動と火山災害について学ぶ。
山頂付近にいるときは曇っていたが、ふもとの記念館から雲仙普賢岳がきれいに見えた。