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20130925

柳井大島の領家変成岩

 玖珂層群(中生代)の非変成〜弱変成中生層

領家変成岩を見学するにあたって、まず変成する前の源岩を観察しようということで、広島方面から山陽道岩国インターチェンジで降りて、新岩国駅前を通って欽明路道路へ。柱野の五瀬ノ湖の上流側にある山口工業とその周辺にて、玖珂層群(中生代)の非変成〜弱変成泥岩を見学。

 柳井大島(領家変成岩)

その後、柳井大島に渡り、日見崎へ。領家帯の中で、ここの日見崎の付け根周辺にはチャートが変成せずに残っている場所が見学できる。

日見崎の先端を目指すと、途中の露頭ではミグマタイト(変成岩と深成岩が肉眼的スケールで混在してみえる岩石の総称)を観察できる。

岬の先端部分にもチャートが変成せずに残っており、Z形に褶曲している。

その奥の露頭は、領家の高温型の変成作用によってチャートが花崗岩に変わろうとしている世界的に有名な露頭(らしい)。

チャートの縞模様を残す部分(灰色)と、ガーネットを含む花崗岩の部分(白色)が交互に縞々になっている。

 屋代ダム

日見崎の見学を終えた後は、屋代ダムでロックフィルダムの見学。子供ゲレンデなるものがあって、そりで斜面滑りを楽しむことができます(気をつけないと危ないけどね)。