島根巡検
授業の下見を兼ねて島根の各所の巡検を行いました。
浅利海岸
浅利海岸では海岸に砂鉄の堆積が見られる。
さらに砂浜の断面を観察すると、白い層と黒い層が縞々に堆積している。これは波の運搬力の差によるものであると考えられる。
また今回は砂浜に鳥趾状デルタのようなものができていた。
仁万海岸
仁万海岸では海食台、火道、グリーンタフが見られた。珪化木で有名な仁万海岸であるが今回は観察には向かわなかった。
観察の前にお昼休憩、道の駅で買ったご飯を食す。
その後海岸に降り、海食台、グリーンタフ、火道を観察した。この海食洞一帯が火道と考えるとそのスケールに圧倒された。
五十猛海岸
五十猛海岸では顕著な柱状節理を見ることができる。
海岸線には自破砕溶岩が見られた。
途中、上下判定に最適な砂岩が転がっていた。どちらが上でしょうか？
もう少し行けば、美しい柱状節理が…
難所を乗り越え、柱状節理を間近で見られる露頭に到着。
これがボロノイ分割か…
記念撮影をしておかないともったいない露頭であった。
帰り道も難所を越え…
偶然にも珪化木を発見して五十猛海岸をあとにした。
大田青果市場裏
大田青果市場裏では三瓶山噴火による火砕流堆積物が見られた。
山陰花崗岩
巡検の帰り道、山陰花崗岩の採集を行った。