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20120907

白木山登山

白木山は,広島市安佐北区にある標高889mの山。中国百名山のひとつ。芸備線白木山駅から歩いて登山でき,所要時間はおよそ2時間。登山口付近には風化花崗岩が観察できるが,登山口の階段を登る途中から流紋岩へと変化する。1合目から9合目まで標識が整備されていて,行程がわかりやすい。休憩ポイントとしては,2合目を越えたところにある穴地蔵,5合目,7合目と8合目の間の水場の3箇所であろう。

芸備線白木山駅には当然のことながら自動改札機などは存在しない。

登山口(標高100m)。あと789m登れば頂上に着ける。

登山口に設置されている案内板。白木山駅から白木山山頂へ往復するルートの他に,鬼ヶ城山(標高737.3m)へ抜けて上深川駅へ降りるルートなどが紹介されている。

登山口からすぐの階段のそばには風化花崗岩が露出している。

階段が終わるとすぐに流紋岩の転石からなるゴツゴツした比較的きつい斜面となる。

1合目(標高120m)あたりは,比較的傾斜の緩い感じになっている。

2合目(標高180m)から3合目にかけてが非常に長い。

長い2合目と3合目の間には,穴地蔵と呼ばれる穴の中にお地蔵さんが安置されている平たい場所がある(写真右側)。最初の休憩はここでとろう。

穴地蔵を越えると,登山道の右側が開けて下界がきれいに見えるポイントがある。風が吹き抜けてとても気持ちがいい。

3合目(標高350m)に到着。

3合目と4合目の間には,写真のような砂と泥の細互層となった岩石がよく見られる。

4合目(標高490m)のあたりは傾斜もきつくなく歩きやすい。

5合目(標高538m)の所は広くなっているので,ここで中間ポイントの休憩をとろう。ここからようやく頂上の鉄塔が見えるようになる。

5合目を越えるとしばらくは水平な尾根筋の道を歩く。

6合目(標高570m)からは頂上に向かって,じりじりと傾斜がきつくなってくる。7合目はきつい斜面のまっただ中にあるので,中途半端に休憩しない方がよい。

7合目(標高630m)から上は登るのも降りるのも一苦労である。

7合目より先の急坂を登り切ったところに水場(標高700m)がある。登山道(写真右)と水源にいたるルート(写真左)の分岐点にあたる。

8合目(標高730m)のあたりはもうひたすら頂上を目指してキツイ斜面を登るだけ。

9合目(標高800m)で,水源を経由する登山道と合流する。

頂上には白木山神社の社が設置されている。

頂上付近はなだらかな斜面で,芝生が生えているのでゆったりとくつろぎながら昼食をとることができる。土日になると登山客やトレーニングの人々でごったがえす。

天気がよいと広島湾まで見通すことができる。

条件がよいと島根県の三瓶山や,鳥取県の大山まで見ることができるそうです。写真は,三瓶山。

東広島方面ではユーホーやフジグランも確認できます。