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20230917

出雲巡検『フィールドラーニングデザイン研究(授業)』

M2のフィールドラーニングデザイン研究の授業による巡検企画。M2が企画した巡検に学部2,1年生を誘って巡検に行ってきました。

■巡検スケジュール■
広島大学(8:30)→道の駅たかの(10:30)→一畑バス 出雲営業所(13:00)→道の駅たかの(17:30) →広島大学(19:30)

 島根県出雲市へ

事前に観察についての知識を養い,8:30 広島大学を出発し島根へ,三良坂ICー三刀屋木次ICまで中国横断自動車道(尾道松江線)の無料高速区間を利用し,広島大学から島根県出雲市まで,途中道の駅たかので休憩。この日は3連休の真ん中ということもあってすごい数の人が訪れていた。

休憩含め約3時間で到着。出雲市に着いたら腹ごしらえのため出雲そばを食べに事前に目を付けていたお店に到着。しかし,まさかの30組待ち…。さすがにあきらめ別のお店に,20分ほど待って「風月庵」に入店。

割子そば以外にもいろいろな出雲そばが,みんなお腹が空きすぎてこれしか写真がありません。腹ごしらえを済ませていざ観察へ。

 新第三系の地層「大森層」「布志名層」

山陰地域では,中国山地北縁から島根半島,そして日本海にかけて新第三紀に堆積した地層が広く分布している。今回は新第三紀に堆積した地層である「大森層」と「布志名層(ふじなそう)」の観察を行った。

↑事前に観察する内容について説明している様子。

↑大森層下位を観察する様子。主に中粒〜細粒の礫岩からなる。

↑礫岩の中にしみ込んだ方解石の結晶。

↑大森層上位(灰色に見える部分)と布志名層(白っぽく見える部分)。大森層は中粒〜細粒の砂岩,布志名層はシルト岩になっている。

↑大森層と布志名層の境界で走向・傾斜を計測する様子。

↑大森層と布志名層の境界部分をスケッチする様子。

↑布志名層にある炭酸塩団塊(ノジュール)。見かけの傾斜に対してほぼ平行に並んでいるのがわかる。

↑ノジュール内に含まれている貝化石。

観察を終えて堆積環境の推定をしたのち,実習の意図を説明して今回の巡検は終了。

 広島大学へ

観察を終えて時間があったので島根ワイナリーに寄ってお土産を購入し,行きと同じルートで帰宅。

↑道の駅たかので売っていたバジル味のアイス。なかなか個性的な味だった。

↑帰宅途中,公用車のビアンテが走行距離10万km を突破!

運転してくださった先生,参加してくれた学生の皆さんありがとうございました。