山口県下関市 吉母・吉見海岸
今回は、山口県西部に広く分布する中生代の地層の見学。
■巡検スケジュール■ 移動 広島大学→(山陽道)→(道の駅 きくがわ)→吉母海岸→水産大学校裏の海岸→吉見海岸→(山陽道)→広島大学
道の駅きくがわ
なんとなくトイレ休憩に寄ったつもりだったが,11月11日限定の「秋の感謝祭」が行われており,後でコンビニで買う予定だったお昼ご飯をここで調達することに変更。さらに千円以上購入するとガラポンかお米すくいを1回できるとあってかなり道の駅を満喫できた。
吉母海岸
汽水成層の観察。泥岩と細粒砂岩で細互層になっており,泥岩中に汽水生の貝化石が含まれているのが豊西層群吉母層の特徴。
吉母層の露頭を見に行くためには,このように海岸沿いの絶壁でボルダリング様のことを行う必要がある。
水産大学校裏の海岸
関門層群と呼ばれる白亜系の下部(脇野亜層群)と上部(下関亜層群)との境界となる露頭。
吉見海岸
関門層群の中でも上部の筋ヶ浜層中に見られる河川成堆積物を観察。蛇行河川の後背湿地の堆積物と考えられる赤紫色の頁岩層。
その直上になぜか網状河川のチャネル堆積物と考えられる礫岩が重なる。
午前中は晴天だったが,気がつけば空一面に高積雲が広がる。
こちらでも赤紫色の頁岩の上に礫岩が重なる様子が観察できる。