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20120915

槍ヶ岳(北アルプス)

 巡検資料

槍ヶ岳 巡検案内書.pdf(3011)

 1日目

鍋平駐車場到着(6:00)。6:20発で登山道経由で新穂高ロープウェイ乗り場へ向かう。

右俣谷経由の登山ルートの登り口にあたる新穂高ロープウェイ乗り場(7:00)。標高およそ1,100m。

小鍋谷にかかる橋にある進入禁止のゲート(7:15)。

8:00に穂高平小屋(およそ1,300m)に到着。ここまで約1時間。ここで軽く朝食をとる。

穂高平小屋と白出沢出会の中間地点にある柳谷の砂防堰堤(8:30)。

白出沢出会に到着(9:00)。ここで林道が終わり登山道となる。

滝谷に到着(10:15),標高およそ1,800m。ここまでで約3時間15分経過。滝谷花崗岩の観察もかねて30分ほど休憩をとる。

滝谷から槍平に向けてじりじりと標高があがっていく。特に滝谷を越えてすぐはいっきに高度をかせぐので,ペース配分に注意が必要。

槍平小屋(11:40),およそ2,000m。ここで水が補給でき,トイレも整備されている。ここから本格的な登山開始となる。昼食をとりつつ12:20に槍平を出発。

飛騨沢と千丈沢乗越の分岐点(14:15)。

千丈沢乗越へ向けてカールの側壁を登る。

千丈沢乗越(標高約2,730m)まで登り切ると反対側に赤岳が見える(15:00)。

ここから西鎌尾根経由で槍ヶ岳を目指す。

右側には飛騨沢と,飛騨乗越と大喰岳が見える。

山荘に近づくにつれ傾斜はどんどん急になっていく(15:40)。コースを示す白丸がどこまでも続いて見える。

槍ヶ岳山荘(標高3,060m)へ到着(16:40)。天気がよければ槍の穂先を目前に見ることができる。

 2日目

一晩明けて早朝の槍ヶ岳山荘。

雲海のはるか向こうに富士山が見える。

槍の穂先は目の前。標高差は百mちょっとだが,その傾斜っぷりは半端ない。

穂先に登る途中に通過する小槍。

穂先の最後の階段。これを登り切ると頂上。

階段を登ると,眼下に槍ヶ岳山荘。その背後に笠ヶ岳,高山方面を一望できる。

無事穂先の登頂を終えると,帰りは大喰(おおばみ)岳経由で帰路につく。

飛騨沢からはまるで見えなかった槍ヶ岳の全貌を,大喰岳(標高3,101m)から見ることができる。

昨日登ってきた千丈沢乗越からの西鎌尾根がいかに急傾斜であったかを知ることができる。

この標高だとスナック菓子のパッケージなどもパンパンに膨らんでいる。

大喰岳から中岳(標高3,084m)を目指す。奥には穂高連邦が見える。

中岳の頂上手前は,はしごがかけられた急傾斜の岩場となっている。

中岳から南岳(標高3,032m)へは結構距離があり,下りはガレ場となっている。

途中,危険な斜面をトラバースする必要がある。

南岳の山頂はなだらかな場所で,あまり登頂感はないが,ここから大キレットの向こうに穂高連峰を望むことができる。

雄大な南岳の景色。ここで昼食をとる。

大キレットの向こうに見える北穂高岳の絶壁っぷりは半端ない。

南岳小屋から前日の槍平山荘へ向けて尾根を一気に下る。

このまま南沢伝いに下って行きたいところがだ,他の登山者の話では崩壊によって道が無くなっているとのこと。しかたなく尾根沿いに新しく整備されたルートを経由する。

尾根沿いに新しく設置されたルートは,高い所がが苦手な人にはちょっと向かない。

真下の沢沿いに見える槍平山荘まで一気に千mを下る。