島根半島の新第三紀層の見学
島根半島の日本海側に分布する第三紀層の見学に向かう。
桂島
中新世の時代(約1,500万年前)に,加賀湾周辺で海底火山の活動がはじまったとされ,堆積岩の上に火山性堆積物が堆積している様子を観察できる。
とりあえず桂島(橋でつながっている)に向かう。
島に近づくと,橋の上からドーム状に縞々になっているのが観察できる。
島につながる橋のたもとには柱状節理が見られる。
島をぐるっと一回りすると,途中放射状に発達した柱状節理が見られた。
ぐねぐねに褶曲した火山性の堆積物の立体的な構造を観察できる。
須々海海岸
つづいて須々海海岸の方も観察しておく。
崖の上の県道からは,眼下にきれいに褶曲した地層を見ることができる。
近づくと,走向と傾斜を実感できるような露頭が広がり,ケスタ地形となっている。