島根半島
午前中は天候不良のため,島根県における社会と文化について見学を行う。
旧大社駅
旧大社駅は,かつて大社線の終着駅となっていた駅で,東京直通の急行列車なども運行されていたが,大社線廃止に伴い1990年4月1日に廃止となった。廃止後もホームや駅の掲示などもすべて当時のまま残されており,2004年に国の重要文化財に指定されている。
平等院鳳凰堂のような風格を漂わせる正面からみた駅舎。
建物内部は,当時のまま保存されており,とても風情がある。
そば
昼食は,出雲大社近くでもっとも食べログの評価が高かったお店を選ぶ。
出雲大社
出雲そばで幸せになった後は,歩いて出雲大社に向かう。
アヤメと花菖蒲とカキツバタは全てアヤメ科だが,これは湿地帯に生えているのでカキツバタ。
出雲大社では,「平成の大遷宮」を記念して,境内に花崗岩でできたうさぎ石像が建立されている。
オリジナルの出雲大社は,直径1.4mのスギの大木を三本束ねて直径約3mの柱とした状態で建っていたらしい。
須々海海岸の第三紀層
須々海海岸は,島根半島・宍道湖中海ジオパークのジオサイトの一つとなっている。
県道37号線から見下ろす須々海海岸の層序。
下位の方は,砂と泥の互層から構成され堆積岩が主体であるが,上位の方は火成岩っぽいものが見られる。
さらに上位には,柱状節理の発達した火山岩が対岸に見られる。
海側へ傾斜した三紀層とケスタ地形(傾斜した地層の差別侵食によりできた地形)。
桂島
こちらも島根半島・宍道湖中海ジオパークのジオサイトの一つ.そのため,キャンプ場や遊歩道が整備されている。今回は島の北西部を観察することとなった。なんでも桂島は、海底火山の成り立ちやその噴出物を研究する上で、世界的に恵まれた「海底火山の宝庫」らしい。
桂島では写真のような柱状節理がよく見られる。桂島は約1500万年前に海底に噴出した安山岩〜流紋岩の溶岩からなる島であり、当時噴出した溶岩が冷却された形跡が至る所で確認できる。
溶岩が水中に噴出した際、一番外側の部分は急冷されて固くなっている。しかし溶岩の内側は比較的ゆっくりと冷却されたため、柱状節理を形成している。
しばらく進むと、放射状に柱状節理が発達している様子が確認できる。どのようにして冷却されたのだろうか、、、冷却当時の環境に思いを巡らせる。
また、遊歩道を歩いていると所々メノウが発見できた。メノウとは岩石の空洞に沈殿してできた鉱物である。石英からなり、美しいものはそのまま宝石として扱われているそう。
桂島から宿へ行く途中に夕食。二か月前にも立ち寄った魚山亭へ。前回品切れで頼めなかったという特上魚山丼をいただく。とても贅沢な一品。幸福感がすごい。
大山登山
大山は中国地方最高峰の山であり、現在は休火山とされている成層火山である。
一泊していざ大山へ!!晴れ晴れとした天気に喜びながら登山口へと向かう。
時刻は8:40。差し込む朝日が清々しい。朝から山を登る醍醐味を感じながら歩を進めていく。
行者コースの分かれ道で風が山を下っていく様子を見ることができた。雲が存在できる高さがはっきりしている。
6合目を超えると見晴らしがよくなる。弓ヶ浜が美しい弧を描いているのが見られる。
それを背景に決めるH森氏。
こちらも負けまいと決めに行くO崎氏。7合目を超えて雲がかなり近づいてきた。
8合目を超えて雲の中に突入!雲の流れを感じるH森氏。
それを笑うT永氏。
11:00大山登頂!!辺りは真っ白で何とも幻想的である。
下山時は雲が少し薄くなっていたため、遠くまで見渡すことができた。
帰りは行者コースを経由して下山。大山の雄大さを実感するO��氏。
しかし決めきれない。
大山寺を経由してお土産屋さんへ。下山後はやっぱりアイス!ミルク感がたまらない。
あと少しで車というところでY冨先生の帽子が吹き飛ばされてしまった。写真は回収に成功したところである。
急遽阿蘇から大山、島根へと行き先を変更した巡検であったが、充実したものとなりました!