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20130715

足摺岬巡検

 足摺岬のラパキビ花崗岩

どこにあるのかわからないラパキビ花崗岩であったが,足摺岬灯台の観光案内所に現物が展示してあり,写真を撮らせていただくことができた。カリ長石の周囲を取り囲むように斜長石が形成されている。

わざわざカットして研磨してあるが,これを目当てに見学に来る人は年間にどれくらいいるのだろう??

崖の上から太平洋を望む。

柱状節理の上に見えるのが足摺岬灯台。

ラパキビ花崗岩を求めて,白山洞門へと降りてきた。足摺岬には海蝕洞が多く存在するが、白山洞門はその中でも最も大きく、花崗岩でできた洞門としては日本一の規模となる高さ16m、幅17mとされる。

ラパキビ花崗岩の転石を見つけ,なぜこのような組織が形成されるのかしばし語り合う。

白山洞門からそのまま階段を登ると,白山洞門を見下ろせる足湯が整備されていた。

足湯から見える景色。

 見残湾の造礁サンゴ

足湯でしばしくつろいだ後は,見残しへと移動。

あまりの南国リゾートっぷりにみなわれを忘れてテンションがあがる。

様々な堆積構造を見学することができる。

周囲約800mの小さな見残湾の,水深約6m以内の浅い水域には,シコロサンゴの群落が点在している様子を見学できる。