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20111122

厳島(宮島)の花崗岩調査

 ふもと

日本三景の一つに数えられている安芸の宮島。時間帯によっては大鳥居は水没していたり,歩いてたどり着けたりする。

比較的潮がひいている時。

観光客も多いが,鹿もそこら辺に普通に歩いている。

 大聖院コース

白糸の滝周辺の花崗岩類を見学するために大聖院コースを登る。

ここらは平成17年9月に白糸川上流で発生した土石流によって被害を受けた区域。おもかげもないほどきれいに整備されている。

白糸の滝。花崗岩のコアストーンからまさ土へと漸移しているところを観察できる。

コアストーンからの距離に応じて順次まさ土へと風化するのではなく,交互に縞状を呈する。

白糸の滝から登山道を上りきると,見晴らしのよい東屋にたどり着く。

途中,コアストーンが渓床と側壁にむき出しになっている場所がある。

土石流が発生した現場の直下には,立派な砂防堰堤がつくられていた。

堰堤の直上には,新鮮な花崗岩からまさ土へと変化している箇所を観察できる。

土石流の源頭部は,いまでも崩壊地形を残している。

登山道を登りきり,展望台へと向かう道にはさまざまな残され岩が観察できる。

求聞持堂のところは広くなっている。

ここからちょっと登った弥山の頂上に展望台があり,奇岩が露出している。

お昼ご飯は,宮島口で購入しておいたあなご飯。