呉市安浦町
黒地の海食崖と紅柱石
安浦町指定の天然記念物となっているが,解説板を読んでも地質年代や地層名などがよくわからない。
潮を確認していかないと,満ちているとたどり着くのも一苦労である。
海岸に沿って,傾斜した砂泥互層が露出している。
この特定の層準にある泥岩層の中にかつて紅柱石であったと思われる白雲母が見られる。
岬の先端の方へ回り込むと(層準的には下位の方へ行くと),礫岩を主体とする層準へと変化する。
東広島市安芸津町大芝島
大芝島の北東端近くにスランプの大露頭があると聞いて,帰りに寄ってみた。
ただの砂泥互層であるが,この変形っぷりはまるで変成岩のよう。
さまざまなスケールでスランプが発生していることがわかる。