柳井大島
柳井大島の日見崎で,領家花崗岩の見学。
日見崎
柳井大島の南西部,日見地区にある日見崎。半島の付け根の部分には泥岩と互層になって褶曲するチャートが観察できる。
岬の先端に向かって移動していくと,変成岩と火成岩が混在してみえるミグマタイト(migmatite)と呼ばれる岩石が見られる。白色に見える脈状の火成岩がクネクネになっている所を見ると,貫入後に変成を受けたものと思われる。
岬の先端部分では,チャートがZ状に折れ曲がった露頭が見られる。
Z状チャートを乗り越えてさらに進む。
チャートとガーネットを含む領家花崗岩が複雑に入り組んでいる露頭がある。
見れば見るほど,白色の領家花崗岩の部分と,灰色のチャートの部分がなぜこんな入り組んだ状態になるのかよくわからない。
そして柳井大島に巡検に行った際には,少し早めに切り上げて,大島大橋を渡って本土側に戻った後,由宇町にある力寿司に行って迫力満点のにぎり寿司を頂くのがオススメ。