奥穂高岳・涸沢岳
■巡検スケジュール■ 10/1 移動 広島大学→奥飛騨温泉郷栃尾周辺 10/2 登山 上高地→(涸沢経由)→穂高岳山荘→涸沢岳アタック 10/3 奥穂高岳アタック→下山 穂高岳山荘→(涸沢経由)→上高地 高山市内宿泊 10/4 移動 高山市内→飛水峡の甌穴群→日本最古の石博物館→広島大学
1日目
今回は緊急事態宣言が明けて久しぶりの野外.ワクチンを接種していて,事前の白木山トレーニングを2回以上経験しているメンバーでチャレンジすることに.
午前8時30分頃,広島大学を出発.
途中,吉備SA・西宮名塩SA(昼食)・多賀SA・ひるがのSAで休憩を挟み高山市へ.
高山での夕食は国八食堂へ.今回は8月末と同じ時間に大学を発ったにもかかわらず,行列になる前に入ることができた.
名物の豆腐定食とホルモン定食は外せませんね.おいしい食べ物でお腹も満たされ、登山前日で既に幸せな気分に浸る.
18:45に富久の湯に到着。
2日目
午前5時30分頃,富久の湯を出発.6時20分,平湯からタクシーに乗り,6時35分,上高地BT到着.
6:50 河童橋で、いつも見ている五千尺ホテルのライブカメラに映ってみたりして、いざ登山開始!
7:30 明神到着.明神を7時35分に出発し、8時10分に徳沢園に到着.徳沢園まで来ると、太陽がしっかり昇っていて、とても清々しい気分になる.軽食を食べ,8時30分出発.
9:15 横尾到着.ここまでの12kmはウォーミングアップ.これからが登山です.最先端のサングラスをかけ準備万端.9時30分発.
10:30 本谷橋で休憩.涸沢に向かう登山客で登山道が渋滞を始める。
11:38 本谷橋からの大渋滞を抜け、奥穂高や涸沢カールが見えるところまでやってくると、景色も鮮やかになってきた。
地学研究室の卒業生とアルプスでの再会.
12:00 涸沢ヒュッテ到着。さすが紅葉の時期はヒュッテの売店も行列。
その日院生2人は気づいた.去年登った山はアルプスではなかったと.
12:40 涸沢ヒュッテ発.ザイテングラートを目指す.
素晴らしい景色にテンションが上がる.
紅葉が美しい.
13:35 ザイテングラート着.山荘まで最後のチェックポイントです.13:45 ザイテングラート発.
あともう少しで山荘だ!がんばれ!
14:50 山荘着.山荘からの奥穂高岳.チェックインしたら山頂アタックだ!
15:40 くもり.奥穂高岳だけが見えない.・・何・・・・・だと・・・・
明日晴れることを期待して,今日は涸沢岳へ.
雲の隙間から見える梓川.
15:55 涸沢岳登頂!何も見えないけどとりあえず3000m超えの世界へ.
山荘で夜
ずっと曇りでしたが,19時45分頃に晴れわたり満天の星空を眺めれました.
穂高岳山荘に流れる天の川
奥穂高岳と天の川
星空と涸沢のテント
3日目
快晴です.最高です.たまらんです.
日の出前.山荘がゴソゴソとし始め自然と目が覚める.
5:40 ご来光.清々しい朝だ.
6:20 朝食をいただき,奥穂高岳の山頂アタック.
神々しい山々.
6:50 奥穂高岳登頂.
奥穂高岳で槍ヶ岳をバックに.
奥穂高岳からのジャンダルム
ジャンダルムをバックに
元気なM2さんが動き出す.
これがナイフリッジか...
8月の槍ヶ岳に続き当たり前のように見えている富士山.
山頂を満喫し,槍ヶ岳を眺めながら山荘へ
槍ヶ岳はどこから見ても美しい.
8:00 山荘で荷造りを済まし,下山開始.
皆さんにもこのカールを一度見ていただきたい.
笑顔が尽きない.
アルプスの険しさと空の青さが際立つ一枚.
クイッ・・・
再び紅葉エリアへ
昨日と違い朝で日の当たり方が違うからかより鮮やかに見えた.
天気も紅葉も素晴らしい.
涸沢ヒュッテの手前で休憩.天気も最高,紅葉も最高これが最後のアルプスかもしれない….ここから欲張りな院生二人はペースを上げパノラマコースへ.
9:50 涸沢ヒュッテ着.コントラストが美しい.
仲良しな院生.10時5分ヒュッテ発.いざパノラマコースへ.
高所にある細い橋.
急斜面にある細い道(レンズキャップが旅立ってしまった).
険しい急な崖.
これらを乗り越えた先には素晴らしい景色が待っていた.
さすがパノラマコース.
青空と紅葉と槍ヶ岳.この上ない景色を眺めながら昼食.
11:45 屏風の耳着.前穂高岳から槍ヶ岳まで全部見えた.反対側には富士山も見えた.パノラマコースは伊達じゃない.
槍ヶ岳を掴んでみた.
槍三兄弟.
屏風の頭まで行ってみたかったが,時間的に断念.耳まででも十分素晴らしかった.名残惜しくも下山.12時30分屏風のコル.15時徳沢.16時明神.16時45分上高地.日本一の紅葉を見れてよかった.
4日目
下呂は有名ですが,上呂があることはご存知ですか?(中呂もあるらしい…)
飛水峡の甌穴群.
チャートのポットホールは、見慣れた花崗岩のポットホールと違ってとてもガタガタな感じ。
ポットホールの中に入ってみた。中にあった岩石は円磨された巨大な花崗岩礫。
今回は日本最古の石博物館に。
周辺地域の立体地質図で、先ほど訪れた飛水峡を確認。しっかりとチャートが出ているのがよくわかる。
今回の巡検最後のご飯は、最古の石博物館からすぐそこの定食屋さんで。
博物館のそばにこんなにいい定食屋さんがあったとは、、、幸福感に包まれて広島に向かう。4日間とも天候にも恵まれ、やりたかったことは全てやれた感じ。とても充実した巡検でした!!