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!!!横浪巡検
!!ひばり食堂
8時に研究室を出発して11時20分ごろに到着。高知に入って予想外の大雪で少し時間を要したが、無事に開店前に到着することができた。今年度も卒業必須単位の修得のため来店。なんと今回は4人が大盛りにチャレンジ。単位取得者、女性陣はミニサイズを注文。
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大盛りかつ丼を食べる二人の真ん中でミニかつ丼を楽しむ単位取得者。
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地研きっての大男はわずか20分で大盛りを完食してしまった。
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自分の限界と闘いながらこちらもなんとか完食。3年生は無事に単位を獲得することができた。
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M1と4年生は無念の敗退。既に単位を取得しているM2と4年生に手伝ってもらった。負けたのにそこには清々しい笑顔が見られる。そしてなぜか最後は単位取得者であるはずの4年生が苦しむ。
!!五色ノ浜
土佐ICからさらに南下した五色ノ浜では、プレートの沈み込みによって付加されたメランジュが見られる。横浪メランジュは陸上で初めてプレートテクトニクスを証明した場所として評価されている。
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五色ノ浜というだけあって、珪質泥岩やチャート、泥岩にサンゴの死骸など、カラフルな円礫が転がっている。
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砂岩が泥岩によって剪断され、泥岩に取り込まれているような様相が見られる。
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泥岩中の剪断と砂岩を比較して見てみると、応力に対して砂岩がどのように回転したのか推測できる。
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数々の学生の足を飲み込んできた難所も、今回は事前に潮位を確認していたため安全に渡ることができた。ちなみにこの時は60㎝くらい。
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チャートの大露頭を見に行くには様々な難所を越えなければならない。
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ついにチャートの大露頭とご対面。そのスケールはまさに圧巻。
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引きで見るのもいいけど、やっぱり近くで見たくなってしまう。そのままチャートと記念撮影。
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チャートの大露頭の近くに、これまで確認できていなかった海洋プレートを構成する玄武岩が見られた。玄武岩にしては緑がかっており、部分的に光沢も見られ、夜久野オフィオライトで確認できた橄欖岩や蛇紋岩のような岩石と類似した様相に感動を覚えた。
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来た道を引き返し、須崎層の地震断層を観察。案内板によると、断層の幅は1㎜以下とかなり小さいものであるとのこと。
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須崎層は層理面が明瞭で、メランジュのように圧力による変形は被っていないが、V字の正断層型の断層が生じていた。今回、須崎層とメランジュの境界を追跡したが、なかなか明確な境界は確認できなとかった。もしかすると、須崎層と呼ばれているところは実はきれいに層理面が残ったメランジュだったのだろうか、、、
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帰り際、普段なかなか目にすることのできない太平洋に思いをはせる。