!!!須佐 山口県の岩石図鑑(山口地学会編,第一学習社)に須佐層群の泥岩と高山斑糲岩類の貫入関係の記載があったので,実際に露頭を観察するため,見学に行ってみました。 !!須佐層群の接触変成帯 山口県萩市須佐では,新第三系須佐層群と山島火山岩が,新生代の高山斑糲岩類に貫入されることで接触変成作用が起き,様々なホルンフェルスを形成している。 戸河内ICを出てすぐの道の駅で腹ごしらえ。 {{ref_image 昼ごはん.jpg}} まずは高山岬を目指した。夏至を感じさせる日差しの強さ…汗だくです。 {{ref_image 行き道.jpg}}   高山岬では,ロープを頼りに急斜面を下った。ロープが切れないことだけを祈っていました。   {{ref_image 高山岬.jpg}} {{ref_image 高山岬2.jpg}} 変成温度の低い安山岩が見られた。 {{ref_image 高山岬安山岩.jpg}} 須佐のホルンフェルスとして有名な海食崖であるが,実際のところは,変成作用をあまり受けていない須佐層群の砂岩・頁岩の互層である。 {{ref_image 頁岩.jpg}} 海食崖の奥に見える露頭では,接触変成作用の程度が強く、様々な変成温度のホルンフェルスを見ることができる。しかし,断崖絶壁に阻まれ,たどり着くことはできなかった。 {{ref_image 須佐露頭.jpg}}