!!!生地合同巡検 ■巡検スケジュール■ 5/31 広島大学(7:15)→新岡山港(10:10)→土庄港(11:30)→恵門不動(13:15)→石門(13:15)→土庄 泊(18:45) 6/01 土庄(8:45)→洞雲山(10:00)→龍水寺(11:30)→土庄港(13:55)→八栗寺(15:40)→松山 泊(20:15) 6/02 松山(8:45)→岩屋寺(10:15)→面河渓(12:20)→土小屋(14:30)→瓶ヶ森(15:40)→東黒森(15:40)→広島大学(21:10) !!初日 !フェリー&土庄 {{ref_image PXL_20250531_06.jpg}} すっかり忘れていたが,小豆島はからかい上手の高木さんの聖地であった。 {{ref_image PXL_20250531_05.jpg}} 土庄に到着し,とりあえずラーメンで腹ごしらえ。海の向こうに高松の屋島が見えている。 {{ref_image IMG_2745.JPG}} 小豆島といえば大阪城築城の際に,領家花崗岩からなる巨大な石材を海上搬送したことで有名。 !小豆島霊場第81番 恵門不動 {{ref_image IMG_2757.JPG}} どこまでも続く急な階段。 {{ref_image IMG_2759.JPG}} さらにその先は鎖場。 {{ref_image IMG_2777.JPG}} 海岸の周回道路からすっごい急登を登った所にある洞窟寺院。 {{ref_image IMG_2800.JPG}} !松茸岩 {{ref_image IMG_2823.JPG}} 寒霞渓の頂上駅から南東の登山道を標高にして約100m下った所にある見事な形の岩。 カッパドキアもこんな感じなのでしょうか。 !小豆島霊場第18番 石門洞 {{ref_image IMG_2844.JPG}} 松茸岩からさらに標高にして約160m下った所に石門がある。 火砕流堆積物が洞門状になるプロセスがよくわからない。 {{ref_image IMG_2833.JPG}} ここも火砕流堆積物の洞窟部分に神社が建てられている洞窟寺院。 !!2日目 !土庄 {{ref_image PXL_20250531_04.jpg}} {{ref_image PXL_20250531_03.jpg}} せっかくの土庄ということで,朝早く起きて聖地巡礼を行なった。 {{ref_image PXL_20250531_01.jpg}} {{ref_image PXL_20250531_02.jpg}} ネットで公開されているエンジェルロード潮見表には誤差が大きく,予定時刻を20分超過しても渡れる気配が無い。 {{ref_image IMG_2861.JPG}} 時間をおいて行ってみたら,今度は海が開きすぎていた。。。 !小豆島霊場第1番 洞雲寺 {{ref_image IMG_2867.JPG}} {{ref_image IMG_2870.JPG}} 朝から火砕流堆積物の表面を観察。 {{ref_image IMG_2896.JPG}} 洞雲寺は火砕流堆積物にできた洞窟の隙間に建つ洞窟寺院。 {{ref_image IMG_2900.JPG}} 観世音菩薩の光現(夏至観音)が見えるはずの場所(天気も時間も悪かった・・) !小豆島霊場第42番竜水寺西の龍 {{ref_image IMG_2960.JPG}} 龍水寺もやはり火砕流堆積物の絶壁のふもとにあった。 {{ref_image IMG_2952.JPG}} かなり危険な所で調査が行われている。 {{ref_image IMG_2937.JPG}} 絶壁の上からはこんな景色が見えます。 {{ref_image IMG_2962.JPG}} 龍水寺からは土庄のエンジェルロードがつながっている様子がよく見えました。 !昼食&フェリー {{ref_image PXL_20250601_05.jpg}} 土庄港の近くで食べた限定メニュー「生そーめん」は,えらく美味しかった(見た目はただのソーメン)。 {{ref_image PXL_20250601_04.jpg}} 高松港に到着直前。手前が屋島で奥に見えるのが八栗寺のある八栗山。 !第85番札所 八栗寺 {{ref_image IMG_2972.JPG}} 小豆島から続く火災流の層が上に乗って絶壁を作りだしている八栗山。 {{ref_image IMG_2970.JPG}} 地衣類も観察できそうだったが,落石防止のため入山禁止となっていた。 !!3日目 !松山城 松山城の登り石垣と,昨年7月に城山で発生した土石流がどんな様子なのか気になった早朝。 {{ref_image PXL_20250601_03.jpg}} 3月に淡路島の洲本城で見て以来,もう一度見たいと思っていた登り石垣。 {{ref_image PXL_20250601_01.jpg}} 松山城は朝からウォーキングの方々で賑わっていました。 {{ref_image PXL_20250601_02.jpg}} お城の本壇直下から北東の斜面を流れ下った模様。 !第45番札所 岩屋寺 {{ref_image IMG_2990.JPG}} {{ref_image IMG_2992.JPG}} 何年か前に来たことがあるはずだが,こんな急な参道だったかな・・(前回訪れたのは2012年でした)。 {{ref_image IMG_3035.JPG}} 岩屋寺も小豆島と同様に,絶壁の下に寺院が配置されているパターン。 後でわかったことだが,小豆島の絶壁が主に火砕流堆積物なのに対して,こちらの絶壁は久万層群二名層に属する海成の礫岩。 約1700万年前に堆積した久万層群は,三波川変成岩由来の礫を含む四国最古の地層とされる。 二名層は久万層群の南縁に沿って分布し,砥部衝上断層(標高94m)で和泉層群にのし上がられ,岩屋寺や古岩屋の辺りでは標高500〜600mに高度を上げ,最終的には瓶ヶ森(1896.5m)の山頂を覆うという謎の分布を示す。 {{ref_image IMG_3007.JPG}} お堂の奥に崖に登れる梯子がかかっている。 {{ref_image IMG_3012.JPG}} 下から見ると結構な高さの梯子。 {{ref_image IMG_3009.JPG}} 梯子を登ると,変成岩の礫ひとつひとつにお賽銭が置かれている。 !面河渓 {{ref_image IMG_3042.jpg}} 面河渓は,石鎚山の南麓に広がる渓谷で,エメラルドグリーンに輝く清流が流れる国指定の名勝。 {{ref_image IMG_3052.jpg}} パノラマ台へと向かう。 {{ref_image IMG_3064.jpg}} パノラマ台の上から見渡すと対岸も同様な絶壁になっている。 {{ref_image IMG_3096.jpg}} 花崗岩でできた面河渓の岩石。 !土小屋 {{ref_image PXL_20250602_04.jpg}} 知らないうちに土小屋にモンベルショップが。 !林道 瓶ヶ森線 {{ref_image PXL_20250602_03.jpg}} ここが瓶ヶ森林道の起点。 {{ref_image PXL_20250602_02.jpg}} 標高が高いので気温は10℃前後で,この季節だととても寒く感じる。小雨の中,子持ち権現の山も霧で霞んでいる。 !来島海峡SA {{ref_image PXL_20250602_01.jpg}} 山から下りて,しまなみ海道にのったのがおよそ19時。ここで夕食。