!!!江田島 倉橋島と橋でつながる江田島市,東能美島と西能美島と江田島から構成されY字型をなす。Y字の南部が東能美島,北西部が西能美島,北東部が江田島である。 東と西の能美島はしっかりつながっているが,江田島は元来別の島で,干潮時に浅瀬を岩伝いに飛んで渡れるようになっていたことが,埋め立てられた後も大柿町飛渡瀬(ひとのせ)の地名として残っている。 !!花崗岩とルーフペンダントで接するジュラ紀付加体(泥岩・チャートの地層) 今回は「[呉・賀茂地域の地質|http://www.hiroshima-c.ed.jp/web/chi/webkurekamo/chisitsukure.html]」を参考に、江田島市津久茂で見学できる「花崗岩とルーフペンダントの泥岩・チャートの地層」の見学に。 {{ref_image IMG_20191207_091350.jpg}} 音戸の瀬戸を越え倉橋島に渡る。 {{ref_image 20191207_191211_0302.jpg}} 倉橋島に渡ってすぐのひまねきテラスで少し休憩。 約1名舞空術を会得(?)。 {{ref_image DSC_4082.jpg}} その後40分ほど車を走らせ,江田島北部に到着。 玖珂層群のチャート層を観察。 {{ref_image DSCF5231.jpg}} 泥・チャートと花崗岩との境界露頭。 {{ref_image DSCF5228.JPG}} チャートと花崗岩の境界の延長を探すため,先遣隊を2名派遣するも,見つかるのはチャートばかり。 {{ref_image DSCF5236.jpg}} {{ref_image DSCF5244.JPG}} 今度は総員を挙げて,急な斜面を登っていく。 {{ref_image DSCF5241.jpg}} 頑張った甲斐あって,見事に褶曲したチャートと花崗岩との貫入境界を斜面上で発見。 {{ref_image 20191207_191211_0034.jpg}} 約1時間の観察を終え,浜辺で発見したお誂え向きの小屋で一休み。 !!天狗岩 {{ref_image DSCF5281.jpg}} 午後からは,東能美島の南部にある天狗岩へ向かう。 {{ref_image 20191207_191212_0352.jpg}} 到着してすぐ我先にと高いところを目指す一同。 {{ref_image DSCF5275.jpg}} まずは,天狗岩から能美島と倉橋島の間に広がる早瀬瀬戸の景観を楽しむ。 足を滑らせたら危ないことは言うまでもない。 {{ref_image DSCF5292.jpg}} 天狗岩周辺のなぞの花崗岩地形。あちこちにポットホール状に穴が開いているのは,もしかしたら人為的なものかもしれない。 {{ref_image 20191207_191212_0389.jpg}} 花崗岩の方状節理も確認できた。 {{ref_image DSCF5310.jpg}} みんなでねじれ水晶を探し回る。 {{ref_image 20191207_191212_0357.jpg}} ペグマタイトの晶洞は多数発見できたが,自形の水晶はなかなか見つからない。 {{ref_image DSC_4226.jpg}} {{ref_image 20191207_191211_0141.jpg}} 疲れてくると見えない所でこっそり燃料を補給。 {{ref_image PC070161.jpg}} 3時間ほど探し回ったが,結局ねじれ水晶は発見できず。 しかし,小さいが自形の水晶はいくつか見つけることができた。 !!追の浦渓谷 丈ノ内展望所 {{ref_image DSCF5317.jpg}} 丈ノ内展望所の車道からすぐ下からは早瀬瀬戸が見渡せる。 {{ref_image DSCF5338.jpg}} 丈ノ内展望所から少し下った所にある「何かの卵」岩。 {{ref_image IMG_20191207_152834.jpg}} {{ref_image _DSC7485.JPG}} ここでは石英とカリ長石のペグマタイトを観察できる。 {{ref_image 20191207_191212_0173.jpg}} {{ref_image 20191207_191212_0188.jpg}} 暮れに向かう太陽を眺めながら,一日の出来事に思いを馳せるぐりとぐら。 !!記念撮影(潜水艦バース) {{ref_image DSCF5365.jpg}} せっかくの瀬戸内の風光明媚な場所ばかり巡る巡検だったが,集合写真を撮り忘れていたので,帰り際に珍しくたくさん潜水艦が停泊している潜水艦バースで記念撮影。