!!!三瓶山『生研地研合同新歓巡検』 毎年恒例となっている、生研との合同新歓巡検の様子です。今年は三瓶山周辺。 ■巡検概要■ 5月19日 三瓶山 5月20日 三瓶小豆原埋没林,仁万海岸 !!!1日目 !!三瓶山 ::三瓶山は島根県のほぼ中央部、大田市と飯南町にまたがりそびえる活火山。主峰の男三瓶山(1126m)をはじめ、計6つの峰が室ノ内火口を取り囲むようにならんでいる。 朝8時40分、少々準備に手間取りながらも無事に大学を出発。参加者は史上最多(?)の32人。 {{ref_image DSCF1513.JPG}} 途中道の駅「ゆめランド 布野」で休憩をはさみ、11時30分すぎ三瓶山西の原登山口駐車場に到着。晴れ間も見えて、山頂での景色に期待が高まる。 {{ref_image DSCF1517.JPG}} いよいよ登山開始。今回は西の原コースで主峰男三瓶を目指す。 空模様が不安。 [==西の原登山口 動画==|https://youtu.be/sCD8edgnKls] {{ref_image DSCF1519.JPG}} {{ref_image DSCF1524.JPG}} いくつかのグループでまとまりながら、それぞれのペースで登っていく。 {{ref_image IMG_3368.JPG}} しばらくすると、木々が途切れて景色が広がる。 ココぞとばかりにシャッターを切るカメラマンたち。 {{ref_image _DSC0719.JPG}} {{ref_image DSCF1552.JPG}} {{ref_image _DSC0733.JPG}} もう少し進むと、高い木々がなくなった。森林限界を突破。景色が見放題である。 {{ref_image IMG_3402.JPG}} パンツが食い込む頃合い。広がる景色に素晴らしくマッチ。 {{ref_image _DSC0771.JPG}} 少し立ち止まって記念撮影。高い所感出てます。 {{ref_image IMG_6297.JPG}} 急遽開催「ヤッホー選手権」。エントリーは1人。 元陸上部キャプテンの声が轟く。 {{ref_image IMG_6300.JPG}} 2時間ほどで全員が山頂へ。しかし周囲は驚きの白さ。景色は断念か… {{ref_image DSCF1562.JPG}} 山頂小屋周辺で昼食を食べていると、突然晴れ間が!! 山頂へダッシュで向かう。 {{ref_image DSCF1567.JPG}} {{ref_image _DSC0837.JPG}} とてつもない強風と寒さに耐えかねて、すぐに下山を決意。 下山は姫逃池コースで。 途中にあった広場で一休みしているときのお写真をどうぞ。 {{ref_image _DSC0868.JPG}} ↑題「木漏れ日の下で」(撮影:H森) そのうち写真集出せそう。 {{ref_image IMG_6331.JPG}} ↑変態カメラマンコメント「いやぁ、ええ写真や。この浮き出てる感、最高。」 (撮影:HA谷川) !!北の原キャンプ場 今回はキャンプ場に宿泊。お世話になるのは三瓶山北麓にある北の原キャンプ場。 キャンプ場にて三瓶山バックに集合写真。 {{ref_image IMG_6349.JPG}} 宿泊するのはケビンと呼ばれる山小屋風の建物。 {{ref_image DSCF1577.JPG}} 夕食はカレーとBBQ!協力して準備します。 {{ref_image IMG_1480.jpg}} {{ref_image _DSC0935.JPG}} とても美味しい夕食でした。お手伝いしていただいた皆さんに感謝。 {{ref_image IMG_1488.jpg}} 夜は天体観測。 こういう写真が撮りたかったんです。 {{ref_image 宣材写真.JPG}} !!!2日目 2日目スタート。 朝食に豚汁をたらふく食べ、お世話になった北の原キャンプ場をあとにする。 !!三瓶小豆原埋没林 ::小豆原埋没林は約4000年前の三瓶山の噴火によって形成された。土石流や火砕流堆積物に埋もれた縄文時代の巨大な森はまさにタイムカプセルのよう。 {{ref_image _DSC0089.JPG}} 想像を上回る巨木の数々に圧倒される我々。 {{ref_image DSCF1591.JPG}} 事前に配布したパンフレットでお勉強をしたはずなので、解説板を読む目も違う。 {{ref_image _DSC0128.JPG}} {{ref_image IMG_3469.JPG}} 下の写真は火山灰二次堆積層の上部。未固結の状態で上から別の堆積物がやってきたときにできるコンボリュートラミナと呼ばれる堆積構造である。 {{ref_image _DSC0135.JPG}} !!仁万海岸 ::仁万海岸では火口丘と珪化木の観察を行った。 海岸を歩く前に腹ごしらえ。インスタ映えしそう。 {{ref_image IMG_2852.JPG}} #仁万海岸 #三瓶バーガー #トマト入り #新歓巡検 海岸を歩く前に強風を利用して、HOT LIMITごっこ。 {{ref_image _DSC0214.JPG}} 海岸でテンションの上がる地研3年。しかし足元が自破砕溶岩であることに彼は気づいていない。 {{ref_image IMG_6401.JPG}} グリーンタフと火砕岩の境界を追っていくと、見えてくる火口の輪郭。 {{ref_image _DSC0282.JPG}} 火砕流堆積物とみられる淘汰の悪い凝灰岩に含まれる偽礫。 火砕流は既に堆積していた未固結の層の上部を巻き込みながら流れてきたと考えられる。 {{ref_image IMG_7107.jpg}} 島根県指定天然記念物の仁万の珪化木。観察だけにしておこう。 {{ref_image IMGP1751.JPG}} 最後に地研M1による海底調査が行われた。 {{ref_image IMG_3752.JPG}} :: 全行程を終え、大学へ帰還。 2日間の巡検、大きなケガもなく無事に終えることができました。